作家 柳田邦男は著書「死角 巨大事故の現場」の中でこう述べています。「洪水は最も弱い堤防が狙われて決壊するように、事故は幾重にも構築された安全システムの隙を見つけ、人の油断を見逃さず、起きるべくして発生する」と。
新型コロナウイルス感染症も同様、緊急事態宣言の解除を待ち、往来自粛が解除されたのち私たちの油断が起きるのを、息を潜めて待ち構えています。
新型コロナウイルス感染予防対策の本領が発揮されるのはこれからです。ダンスを再開された方も、おやすみされている方も、油断することなく、私たちの社会と人間関係を守り続けましょう。(ワクチンか治療薬が開発されるまで?)
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